2013年6月1日(土)いい天気の中、小鮎久保バス停から看板を頼りに3分ぐらい歩くと、視界がぱっと開け、アツギ・ミュージアムホテルがこんな風に見えました。
徐々に近づいていき、
階段を上ると・・・
入口に辿り着きました!
さぁ、いよいよ展示開始の朝8時です。
初めての場所での開催時には、いつも展示に時間を要します。とくに今回の壁は慣れていない(釘や画鋲やガムテープの使用ではなくフックで固定するタイプ)の穴の開いたべニア板だったため、柳さんはあれこれ試行錯誤しながら展示しました。
10:30 個展開始とともに、最初のお客さんがみえました!「今朝、市民かわら版を見て、作品をぜひ見たいな・・・」と思ってきたんです!と嬉しい第一声のお言葉をいただきました。
「すみません。まだ展示が間に合っていなくて・・・」と私が謝ると、「いいえ、作家さん本人が展示している姿も貴重です。初日か最終日ならお会いできるかな・・・と思っていたのですが、本当に本人にお会いできて嬉しいです!」とまたまた、嬉しいお言葉をいただきました。
柳さんにとって、切り絵の題材を探しに電車に乗って取材旅行に出かける時や、気持ちが乗っている状態で切り絵の制作をしている時が楽しい時間なのだそうですが、個展会場で出会う来館者の方々との直接の会話が何より次への創作意欲へとつながっていると毎回感じます。
そんな創作意欲へとつながる会話をして下さった来館者の方々は、その後もほとんど「市民かわら版」を手にし足を運んで下さった厚木在住の方々でした。
「市民かわら版」とは厚木市にある有限会社市民かわら版社が発行している地域密着型のチラシです。今回は編集局長の山本耀暉さんが柳さんの記事も取り上げて書いて下さいました。(ここでお詫びと訂正があります。柳さんの出身地についてですが、茅ヶ崎市生まれ。ではなく、厚木市生まれ、茅ヶ崎育ち。ですので訂正よろしくお願いいたします。また、「マンホールシリーズ」は只今制作中で、展示はしておりませんのでご了承ください。)
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「この作品はどれぐらいの時間がかかるの?」等制作時間についての質問に答える柳さん。
別れ際、握手を求められるシーンもありました。 |
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こちらのお客さんには・・・名刺を求められていました! |
アツギ・ミュージアムホテルでの個展を開いた先輩の切り絵作家として有名な永田松丸さんとの出会いもありました。思わず、記念撮影をお願いすると、笑顔で応じていただけました。
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永田松丸さん(82歳)と柳翔太郎さん(20歳)
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『雷門』 柳 翔太郎
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『かたつむり』 永田松丸 |
このようにして初日から多くの来館者の方と直接お話する機会に恵まれた柳さんは6月10日(月)10:30~
厚木・伊勢原ケーブルTVの取材を受けることになりました。また13日(木)には健康づくり大学に合わせて顔を出す予定でおります。展覧会は今月の30日(日)まで開催いたしますので、興味のある方は、ぜひ観にいらしてください。
柳スタジオ
プロデューサー
石田貴子
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