今まで連続して来てくださっているファンの方々だけではなく、「ギャラリア 赤い鳥」のご近所の方、遠方よりお越しの方からは・・・「心が豊かで穏やかになりました」「題材がモダンでいいわね!」「構図のセンスがいいわ!」の声が聞かれたり、2013年9月にNHKで放送された番組で『東京駅丸の内駅舎』をご覧になり、今回初めて実物を見ました!!と仰って下さったり・・・様々な方々と出会うことができました。そんな中、最年少の可愛いお客様もお越しになりました!なんと、お母さまに抱かれているお子様は1歳だそうです(^^) 特に電車の作品に興味津々な様子でした!!
(撮影:髙澤洋子氏)
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東京初進出の記念すべき個展でしたが、初日にはそのお祝いに最もふさわしいゲストをお迎えしました。その方のお名前は正木賢一氏。私の出身大学の恩師であり、一流デザイナーでもある正木デザイナーなくしては、「柳スタジオ」は存在しませんでした。
正木教授との出会いは、私が柳さんの在学中から卒業後に向けての制作活動を支援するにあたり、「日本丸」「東京タワー」「雷門」の実物を見せながら相談に上がった5年程前にさかのぼります。切り絵作品の実物をご覧になった正木教授はその才能に深く感動して下さり、そのまま「もしよかったら僕が名刺をデザインしようか。僕にはそれぐらいしか役に立てないから・・・」と謙虚な姿勢で応じてくださったご縁から、「柳スタジオ」は誕生することとなりました。
そして、柳さんと私が「二人三脚で」活動できるようにとの思いを込めたロゴもデザインして下さいました。
個展会場にも展示してございました、こちらのデザインはすべて正木氏が手がけて下さったものです↓
毎回、個展を開く度に、「柳さんの切り絵も素晴らしいけど、このデザインがまたステキだと思うわ!どなたがデザインされたものですか??」のご質問をお受けすることが多かったのですが・・・今回初めてブログにて誕生秘話を紹介させていただきました。
そして、
初日には・・・もう一人、大事なご縁のある方が来場されました。その方のお名前は、髙山健一氏。
神奈川県立茅ケ崎養護学校時代からずっと支え続けて下さっている、陶芸家でもある元校長先生です。
柳さんが高3の夏休み1カ月間かけて完成させた『電車シリーズ』は・・・当時、東京の展覧会から戻ってくるとすぐに、校長室前のギャラリーにも展示させていただき、多くの先生方や来客者にも励ましのお言葉を頂戴していました!!
『電車シリーズ』 |
そして、最終日は、「ギャラリア 赤い鳥」のオーナーの奥様と、心優しいボランティアの方、私の大事な元同僚の先生とともに、搬出作業を行いました。搬入作業の際にはスタッフに丸投げ?状態の柳さんでしたが、搬出作業はとてもよくやってくれました(笑)
今回は、多くのご縁に恵まれて開催できた個展でした。柳さんは切り絵の才能だけではなく、そんなご縁を引き寄せる力も合わせ持ってるのだなぁ・・・とつくづく感じます。
今後とも、このご縁に感謝しながら、創作活動を頑張ってほしいと心から思います。
帰り道、素晴らしい夜景の中で、ドライバーの柳さん本人は、その光景を眺められないのにとても幸せそうに運転していました。
この目白の夜景にも、また会える日が来ますように☆
関わって下さったすべての方々へ 本当にどうもありがとうございました。
今後とも作品とともに成長する柳さんの姿をご覧いただけたら幸いです。
応援どうぞよろしくお願いいたします。
柳スタジオ
プロデューサー
石田貴子